Fastlyは2011年設立のアメリカ発のサービスで、コンテンツデリバリーネットワークサービスを筆頭に様々なエッジクラウドプラットフォームサービスを提供しています。業界の大手としてその実績と知名度は今さら説明する必要もないほどと言えるでしょう。国内でも大手メディアでの採用例や有名なフリマアプリなどの採用例があります。
普段は意識していなくとも、間接的にFastlyのサービスを利用していることも多く、大規模なサービスでの導入事例も豊富です。CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)サービスが特に有名ですが、WAF(Webアプリケーションファイヤーウォール)やエッジ環境でサーバレスのコンテンツ提供を可能にするCompute@Edgeなど、より多彩なソリューション提供を行っています。
Compute@Edge環境への静的サイトのデプロイも可能になり、公式リリース文にもGatsbyやDocusaurusといったSSGへの言及もあります。今後は静的サイトのデプロイ先の候補としても人気を集めていくことが予想されます。
Fastly公式サイトは以下をご参照ください。
» Fastly公式サイト
Fastlyで作られたサイトにSSGformを利用してフォームを設置するのは非常に簡単です。以下の手順に沿って進めてみてください。
メールアドレスだけで登録できます。登録後、メールアドレス確認が完了すれば準備完了です。
好きな名前をつけてフォームを管理することができます。ここでは例えば「Fastlyサンプルお問い合わせフォーム」と設定することにします。フォーム作成と同時に専用のURLが発行されますので、それをコピーします。
Fastlyにデプロイするページのいずれかに、<form からはじまる、formをhtmlで記述してください。どういった項目をフォームに用意するか、また、どういったclass指定やcssで装飾を施すかは自由です。シンプルなフォームの場合、以下のようなhtmlが含まれたページを作成することになると思います。(※URLはサンプルなので、このままコピペしても動きません)
あとはFastlyにデプロイするジェネレーターのローカルサーバーから、またはFastlyにデプロイした後に実際のURLでテスト送信をして、問題なく通知メールが届けば完了です。シンプルな設置以外にも、reCAPTCHAを追加したり、ファイル送信フィールドも追加できますので、詳しくはコード例のサンプルをご覧ください。
「Fastlyを採用したいけど、フォームがなぁ」と悩まれていたのであれば、SSGformを活用して、快適なFastlyライフを送ってください!