Getformはイギリス発のフォームサービスです。Formspree同様に広くで利用されており、フォームサービスのマーケットの中では高いシェアを持っています。機能は豊富に用意されており、日本国内でもフォームサービスのエンドポイントとしての選択肢に入るほどの高い知名度があるのではないでしょうか。
このページでは、GetformとSSGformの比較や、GetformからSSGformへの移行方法について掲載しています。
Getformにもフリープランが用意されていますが、発行できるフォームURLは1つだけ、また、月間送信数は50件に制限されています。フリープランで利用できる機能は非常に少なく、フォーム送信後転送や自動応答メールの送信はフリープランでは使えません。送信後の画面もGetform標準のものになってしまうため、フリープランではできることがかなり限られてしまいます。
一方、SSGformはフリープランでも上位プラン同等の機能がすべて利用でき、フォーム送信後転送や自動応答メールの送信も利用可能です。フォーム送信数も月間100件まで利用でき、フリープランだけで十分に事足りるというケースが多いほど充実しているのが特徴です。
Getformは有料プランを利用することで豊富な機能群が利用できるようになります。Getformは価格にあわせてフォーム数と月間送信数が増えていきますが、フォーム数の増加は控えめで、どちらかというと月間送信数が大きく増えていきます。フォームの数よりも、1フォームあたりの送信数が多いというユースケースに適合していると言えます。
SSGformは月間送信数もプランによってどんどんと増えていきますが、同じ価格帯でもGetformよりフォームを多く利用することができます。管理するフォームが多く、そのそれぞれのフォーム送信数はほどほど、というユースケースにより適合していると言えます。
SSGformは国産サービスのため、日本語を使う方、日本語でのフォーム送信を主な用途として想定しています。もちろん、海外対象のサイトでも使っていただけますが、日本対象のフォーム向けに、日本語は全角文字であることに着目した全角文字チェック機能をご用意しています。といいますのも、スパム送信されるものは圧倒的に日本語ではないものが多いです。フォームから送信される内容に全角文字を一つも含まない場合に拒否することで、海外からの日本語を含まないスパム送信をブロックしようという試みです。
他にも送信内容に特定の言葉が含まれていると拒否するNGワード機能もあります。繰り返し送られてくる営業メールを登録いただくと、以後の受信を拒否することができます。こうした機能で拒否したものは月間送信数にも含まれません。ですので、ご事情にあわせてどんどんとスパム対策を行ってください。スパム対策というとreCAPTCHAがよく取り上げられますが、reCAPTCHAを突破してしまうスパム送信が多いのも事実です。日本国内向けサービスであれば、日本語前提の高度なスパム対策が行えるSSGformがおすすめです。
GetformもSSGformも、どちらもPOST送信先のURLを発行するタイプのフォームサービスのため、移行方法はとても簡単です。
これだけで移行が完了します。移行に際しての懸念や、不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせよりお寄せください。